事業内容
Onyx Privateは、高収入のミレニアル世代とZ世代向けに銀行・投資サービスを提供するマイアミ拠点のデジタル銀行だった。
賭け
Onyxは、自社で消費者向け銀行を運営するよりも、富裕な若年層向けに小規模銀行自身のアプリを支える形で技術を展開する方が、資本効率よくスケールできると賭けた。
初期資本
2023年5月にVillage Global、Y Combinator、Global Founders Capital、One Way Ventures、186 Ventures、Olive Tree Capitalから410万ドルを調達した。
始まり
Onyx Privateは、富裕な若年層向けのYC支援デジタル銀行として、Piermont Bankとの提携を通じた銀行業務で立ち上げられ、次世代のUBSとして自らを位置づけた。
何が起きたか
2023年5月までに前月比30%の成長を主張し、月間400万ドル超の取引決済額(TPV)を処理して500万ドル近くに達していた。銀行パートナーをPiermontからi3 Bankへ移行した。2024年3月13日、全口座を閉鎖すると顧客にメールで通知し、閉鎖は4月14日に完了、リワードプログラムは即時終了した。Y Combinatorは同社を非活動として掲載した後、掲載情報を更新した。
結末
共同創業者兼CEOのVictor SantosはTechCrunchに対し、会社は閉鎖するのではなくB2Cから地域銀行、地方銀行、信用組合向けのホワイトラベル型Platform-as-a-Serviceへ移行すると述べ、このアイデアは1年間検討しており、一部のパートナーと開発を進めてきたと語った。ある情報筋はTechCrunchに規制上の問題が一因だった可能性があると述べたが、Santosはこれを否定した。
410万ドルの資金調達から10か月後に全消費者口座を閉鎖することは、当初の直接消費者向けの賭けに対する決定的な終止符である。
ピボット先である小規模金融機関向けホワイトラベル基盤は、異なる買い手に販売する別の事業である。
矛盾するシグナル(YCが同社を非活動と掲載する一方、CEOはピボットだと主張)と非公開の顧客数により、ターンアラウンドの主張は検証が難しかった。
応用できること
顧客数を言えない消費者向けフィンテックは、すでに終わりのシグナルを発している。成長指標が共有されなくなったとき、ピボットの話は閉鎖メールとともにやってくる。
その後
2024年3月18日時点で消費者口座は閉鎖中であり、完全閉鎖は4月14日だった。Santosは、Onyxは過去1年間にわたり一部のパートナーとB2Bホワイトラベルモデルを開発してきたと述べた。資金調達時のパートナーだったPiermont Bankはコメントを拒否し、同社のウェブサイトは当時、銀行サービス提供者としてi3 Bankを挙げていた。
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出典
- YC-backed digital bank Onyx Private tells customers it's closing their accounts TechCrunch · techcrunch.com ·