事業内容
低・中所得層の消費者向けのニューヨークの投資アプリで、月額3ドルからのプラン、1セントからの端株、購入に対して株式を特典として付与するデビットカードを提供している。
賭け
転換社債によって、Stashは評価額を確定させることなく収益性に到達するための資金余力(ランウェイ)を得られ、自らのタイミングで公開市場に備えられるという賭けだ。
当初資本
T. Rowe Priceが主導し、Union Square VenturesとGoodwater Capitalが参加した4,000万ドルの転換社債。2015年以降、株式と負債で約5億5,000万ドルを調達している。
始まり
Stashの直近のベンチャーラウンドは2021年の評価額14億ドルでの1億2,500万ドルだった。2023年2月にNEAから加わったCEOのLiza Landsmanは、同社が成長を抑制して収益性に注力することを選び、複数回の人員削減でスタッフを削減し、2022年は1億2,500万ドルの売上目標をわずかに下回って終えたと述べた。
何が起きたか
2023年夏の取締役会の後、初期の出資者であるT. Rowe Priceが追加資本を主導することを申し出た。Landsmanによれば、Stashが転換社債を選んだのは、不安定な市場で評価額を確定させることを避けられ、収益性が近いため価格設定ラウンドを行う必要がなかったためだ。また同社は、公開市場への準備として、元NYSEのCFOであるAmy Butteを初の独立監査委員長に任命した。
市場の変動により価格設定ラウンドは魅力的ではなくなり、Stashは収益性が近いためそれを行う必要はなかったと述べている。
初期の出資者であるT. Rowe Priceは、取締役会の後に追加資本を主導することを申し出て同社に接触した。
転換社債は評価額を確定させることを避けられるため、2021年に設定された14億ドルの評価額の後では重要である。
応用できること
投資家が優位に立つ市場では、転換社債は評価額を確定させることなく資金余力を得られるが、価格設定ラウンドが選択肢から外れたことを示すものでもある。
その後
2023年10月13日時点で、Stashは4,000万ドルの新たな転換社債を有し、従業員は約320人、加入者は200万人で、2024年末までの収益性と2〜3年以内の上場という目標を掲げている。売上と利益率の数値はCEO自身によるものである。
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出典
- Armed with $40M in fresh capital, fintech Stash says it's moving toward an IPO TechCrunch · techcrunch.com ·