事業内容
2016年に設立されたフルスタック型アグリテック・プラットフォームで、情報・助言・農資材を通じて農家の収量向上を支援している。
賭け
アグリテック・プラットフォームは、農家の収穫物を扱う資本集約的なマーケットプレイスなしでも、高利益率の自社ブランド農資材をオムニチャネルで販売することで存続できる。
調達資本
これまでにInfo Edge、Z3 Partners、Asha Impact、Siana Capitalなどから約2,050万ドルを調達。直近ではInfo Edgeが2回のトランシェに分けて₹15 Cr(約180万ドル)を出資した。
始まり
2016年にTauseef Khanが設立したGramophoneは、情報・助言・農資材を通じて農家の収量向上を支援するフルスタック型アグリテック・プラットフォームを構築し、農家が収穫物を販売できる「Gram Vyapaar」というマーケットプレイスを追加した。
何が起きたか
FY24に同社はアウトプット(マーケットプレイス)事業を閉鎖した。同事業はFY23の収益の70%を生んでいた。同事業の従業員を退職させ、総支出を64.33%削減して₹133.4 Crとした。オムニチャネル化を進め、60以上の自社農資材ブランドを立ち上げ、広告費を₹70 lakhに削減した。自社ブランドは収益の2%から20%へと急増した。
結末
FY24の収益は68.9%減の₹98.2 Crとなったが、純損失は39.9%縮小して₹34.8 Cr、EBITDA損失は₹55 Crから₹32.2 Crに減少した。CEOはFY25について、キャッシュバーンが100万ドル未満となり、自社ブランドが収益の35〜40%を占めると見込んでいた。
マーケットプレイスは収益の見せかけだった。薄利と重い資本負担のために売上高の70%を占め、その下にある実行可能な資材事業を覆い隠していた。
自社ブランドはマーケットプレイスが手放していた利益率を獲得する。1年で収益の20%へ10倍に跳ね上がったことは、需要がすでに存在していたことを示している。
最大株主のInfo Edgeが新たな資本で縮小を支援したことは、投資家が「より小さくてもより健全」な姿を受け入れることを示唆している。
応用できること
69%の減収は健全な結果になり得る。低利益率で資本集約的な事業を削減することで、見栄の売上高を生き残れるユニットエコノミクスに転換できる。
その後
2024年12月19日時点で、GramophoneはFY25のキャッシュバーンが100万ドル未満となり、自社ブランドが収益の35〜40%を占めると見込んでいた。DeHaat、AgroStar、Ninjacart、Bijak、Crofarmと競合し、Info Edgeが約40%を保有している。
出典をたどる
出典
- Gramophone's FY24 Revenue Slumps 69% To INR 98 Cr Inc42 · inc42.com ·