事業内容
Vimeoは動画をホスティング・配信し、サブスクリプションプランとカスタムのエンタープライズ契約を販売している。
賭け
大企業顧客にサービスを提供する方が、インディー系クリエイター向けプラットフォームであり続けるよりも良いビジネスである——たとえその転換が忠実なクリエイターを追い出しても。
始まり
クリエイターたちは10年以上Vimeoに料金を支払ってきた——アニメーターのLois van Baarleは学生時代から年200ドル、コンサート撮影者のSunny Singhは2008年以降4,000件以上のアップロードに対して年約900ドル——そしてPatreonは割引とアップロード連携でクリエイターを積極的にVimeoへ誘導していた。
何が起きたか
2022年1月から、帯域幅の上位1%に入るユーザーに、Vimeoが「その使用量を支えるために損失を出してきた」と伝えるメールが届いた。カスタムプランにアップグレードするか、数日以内に使用量を削減するか、退去するかだった。見積額は年間3,500ドル(van Baarle)、3,000ドル(Singh)、7,000ドル(Channel 5)に達した。Singhはデータサイエンスの経歴を活かして3,000ドルから2,500ドルへ再交渉した。Channel 5の動画はPatreonから消え、回復までに「500+」の購読者を失った。van Baarleは自身のカタログをYouTubeへ無料で再アップロードすることを選んだ。
結末
Patreonはネイティブ動画ツールをベータ版に投入し、Singhは更新しないと述べ、Vimeoのインディー時代は、同社が株主向け書簡で称賛したエンタープライズ顧客を追い求める中で終わりを迎えた。
エンタープライズ向け動画はインディー向けサブスクリプションよりも定着性が高く利益率も高い、そして第4四半期の決算は最大手企業がすでに購入していることを示した。
帯域幅を大量に使う小規模クリエイターは、新しい計算方法によって、旧来のポジショニングの不採算な末尾となった。
PatreonのVimeo連携は静かにリスクを集中させた。ホスティング条件が変わるとクリエイターの店舗が壊れたのだ。
クリエイターのロックイン——カスタムAPI連携、10年分のカタログ——により、移行するよりも支払う者もいた。
応用できること
転換の代償は、最も忠実なユーザーの請求書に現れる——旧戦略がつなぎ止めていた顧客こそ、新戦略の最初の犠牲者である。
その後
2022年3月15日時点で、Vimeoは帯域幅の透明性強化を約束しつつフェアユースポリシーを維持する立場を取り、Patreonのネイティブ動画ツールはベータ版で年内の全面展開を目標とし、影響を受けたクリエイターたちはYouTubeその他の移行先を検討していた。
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出典
- Vimeo is telling creators to suddenly pay thousands of dollars — or leave the platform The Verge · theverge.com ·